1968年4月20日『ベトベトしま戦か? 第6戦』開戦。またこの季節がやってきた。皆、待ちに待ったという期待に溢れた顔に満ちている。自分も同じく期待感でいっぱいだ。
決戦当日は曇り。今日の雨はないらしいが、やはりおりからの大雨でフィールドは沼と化している。前回以上に足場は悪い。しかし今回はその沼地を進む兵士たちと、フィールド内に咲き誇る菜の花を生かして撮影しようと決める。
さらに今回から、約30年ほど前のニッコールレンズを装着して撮影した。ボディーはデジタルであるが、古いレンズならではの“味”を出そうという魂胆である。結果は、多少違うかなくらいであるが、手動でフォーカスを合わせる作業は非常に楽しい。兵士たちが30年前の装備で闘うのなら、自分も同じ条件で闘うぞといった気合が入る。
今回の作戦は、ベトコンに占領されたアメリカ大使館を奪還すること。狭いフィールドに、200人の人間が一気に集まる。正直、とてもカメラで追える状況ではなく、満足できる撮影ができなかった。
しかし当初のコンセプト通り、沼地と菜の花を生かした撮影には満足している。今後はどんな条件でも撮影できることが課題である。