1967年10月28日『ベトベトしま戦か? 第5戦』開戦。各地から歴戦の勇士200名が集結。この日は白兵戦に備えた、徒手格闘のデモンストレーションを実施。手や足を用い、相手を殺傷する技術が兵士たちに公開された。
決戦の日の天気は快晴。しかも雲一つないスカイブルー、いやモリヤブルーの空だ。撮影は絶対この色を生かさなければと気合が入る。しかしいざフィールドに入ってみると、おりからの大雨で沼状態になっている。足場が極端に悪い。
だが『ベトベトしま戦か?』に集まる兵士たちは変わり者が多い。フィールドが荒れれば荒れるほど、闘志を燃やし、足場の悪いフィールドをグイグイと進んでいく。ついて行くのがやっとだ。
今回の作戦は、兵士たちの力を結集し一気にベトコンを叩く。カメラマンとして、あえてベトコン側にスタンバイをし、銃弾飛び交う中撮影した。至近距離からも容赦なく銃弾が浴びせられて、レンズのフィルターに何度も被弾してしまった。
しかしそのかいがあった。モリヤブルーと兵士たちの息遣いが聞こえる、迫力ある写真が撮れたと思う。特に表紙にもした9枚目の写真は良く撮れていると思う。毎回これくらいの物を撮りたいものだ。