1967年4月22日『ベトベトしま戦か? 第4戦』開戦。前回から半年。久しぶりのモリヤ地区トネリヴァー。前回同様、全国から約200名の兵士が集まった。
今回はじっとしていても汗が噴出してくるような快晴の天気。雨が少なかったのか、フィールドに砂埃が舞っている。カメラレンズがその砂埃を巻き込む。間もなくしてレンズは「キュルキュル」と音をたてて、動作不順に陥ってしまった。
こういうときは気合で撮るしかない。レンズが自動で動かないのなら、手で強引にレンズを回す。レンズから悲鳴のような軋んだ音が鳴る。しかし構わず強引にレンズを回した。
そんな事情を知らずに、MMCリーダーから「次、小麦粉を使って自爆作戦をするんですよ。絶対に撮ってくださいね!」と要望される。俺のレンズに小麦粉まで巻き込めと言うのか!? そう思うや否や、大勢の男たちが集まり、小麦粉一つに大興奮の雄叫びを上げ始めた。案の定レンズは小麦粉まみれに。
16時終戦。当然レンズはその日のうちに修理行き。しかしそのレンズは修理後も、「ギシギシ」と音が鳴るように。小麦粉がいけんかったね、小麦粉が。